宮本憲一・鶴田廣巳・諸富 徹 編
現代租税の理論と思想
(有斐閣、2014年4月)
(A5判 864頁、 ISBN:978-4-641-16424-6 4,200円+税)
《内容目次》
はしがき グローバリゼーションと租税国家の危機(宮本憲一)
序 章 現代の租税論をめぐって(諸富 徹)
第1部 支出税と所得税の交錯
第1章 現代支出税論の源流:ホッブズ・ミル・ピグー(菊地裕幸)
第2章 アーヴィング・フィッシャーの「支出税」の特徴と意義(松田有加)
第3章 カルドア『総合消費税』の理論と特徴(高山 新)
第4章 ウィリアム・ヴィックリーの支出税論(宮本章史)
第5章 カーター報告の現代的意義(藤 貴子)
第2部 現代支出税論の展開
第6章 アンドリュースによる「現代的支出税」構想(諸富 徹)
第7章 ミード報告とイギリス型支出税(川勝健志)
第8章 アメリカの消費ベース課税思想:90年代以降の議論を中心に(吉弘憲介)
第9章 経済活動のグローバル化と法人課税:マーリーズ・レビューを素材に(野口 剛)
第10章 現代付加価値税の論理と課題:マーリーズ・レビューの検討を中心に(篠田 剛)
終 章 課税ベースの選択と現代租税論の課題(鶴田廣巳)
*本書について詳しくは、
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641164246